私が「オフショア開発パートナー」になった経緯:中国からのオファーと、私がこの事業に賭ける理由
1. 全ては二ヶ月前の、突然のメール二通から始まった
私の事業の始まりは、ある種の必然的な出来事でした。二ヶ月前、私は中国の二つのエンジニアチームから、ある日突然、メールで連絡をもらいました。
私は以前より無料の音楽サイトを運営しており、尚且つDiscordというプラットフォームで開発者としての知名度を高めるために、自身のポートフォリオサイトを掲示したりといった活動を行っていました。技術力向上とビジネス的な拡散力を理由として、私自身の知名度を上げることに注力していたからです。
きっとDiscordもしくは音楽サイトのどちらからかで、中国のエンジニアたちは私のことを見つけてくれたのだと思います。
彼らからは**「仕事が欲しい。日本企業から案件を紹介してほしい」**と求められました。
2. 疑念が確信に変わるまで:世界の心臓の鼓動
最初は不審に思いましたが、その後中国の情勢、そして日本の情勢に興味を持ち、尚且つ世界の情勢を調べていくうちに、この話は単なる怪しいフェイクではなく、現実の経済構造が生んだビジネスチャンスではないか、という確信が芽生え始めました。
中国は現在、バブルが弾けたのではないかというくらい、不動産のデフォルトに続き、トランプ関税による影響や、AIの台頭による必要労働力の減少など様々な要因があり、雇用が行き届いていないという状況が現在になって顕になってきています。新卒などの新しい働き手だけではなく、既存の労働者でさえ解雇される時代が、中国には到来しています。
そして、私は理解しています。このような需要の現象による供給のオーバーフローは、賃金の重大な減少になることは明白です。
私がこの事業の必然性を確信したのは、自ら深く調査を進める中で、得られた情報が示す傾向でした。中国のメインシティーである上海で、地下鉄などの公共交通機関で労働力の削減が始まっているという情報を得たのです。通常、国や自治体はインフラを最優先に稼働させます。これは経済の成長の基盤であり、心臓だからです。この公共インフラの労働力の削減を行うということは、つまり中国政府には重大な経済的問題があるということを意味しています。つまり、中国経済はこれからも悪くなっていくということを前提としている、と私は判断しました。そうでなければ、このような措置は行わないはずです。
現在、オフショア開発はベトナムやインドが増えつつあります。中国が一時期インフレ状態で賃金が向上したからです。ですが、私は理解しています。再びオフショア開発は中国がメインとなる時代が来ることを。
だからこそ、私は今回の中国からの二つのエンジニアチームからのオファーを、とても魅力的に感じたのです。
3. 現実的な制約と、グローバルソーシングという選択
ただし、難点が一つありました。それは、私が有料職業紹介事業許可という免許を有していないということです。この免許を有するためには、財産的基礎(純資産500万円以上など)を満たしている必要があります。
当然ながら私にはこのような条件を満たせるはずもありませんでした。特に財産的基礎という面を満たすためには、しばらくの間、このチャンスを眺めておくほかありません。
そのため、私は人材紹介ではなくオフショア開発パートナーというポジションを選択しました。日本企業から自身が案件を受注し、受注した案件を中国のエンジニアチームに発注するという、いわゆるグローバルソーシングを行うことにしたのです。
経緯としてはここまでです。
4. AIの時代でのこの事業の立ち位置と、私の決意
次に私はこのビジネスを上手く行かせるために調べ、理解していくうちに、一つの考えが頭の中をよぎりました。それがAIに対する人的資源の提供です。
AIの時代でのこの事業の立ち位置は非常に難しい。なぜなら、AIという新しい労働力は、人的労働力の代理として現在多くの業種で活用され、その利用領域は日々拡大してきているからです。
しかし、AIによる既存業務の代行は指数関数的に広がってきているものの、代行が行えない分野があります。それは古いライブラリや複雑なアーキテクチャ、手動で作成した機能の利用といった、AIがまだ行えない開発面、運用や保守などの業務です。AIは今はまだツールとしての能力を超えることはありません。人が必ずAIの行動を見届ける必要があり、将来も同じでしょう。
私はこの事業を通して、AIの成長に沿って常にこの世界の役に立つことができると考えています。AIが全領域の労働をカバーできない現在は、この事業はAIのそのカバーができていない領域をサポートできます。AIが仮に全領域をカバーした場合にも、AIの行動と結果を監視する労働力が必要となるからです。
私は確信しています。これからのエンジニアはAIエンジニアであってもそうでなくても、更に需要は高まると。ですが、現在の正社員として雇用してエンジニアを育てていくという考えは古いと感じています。なぜなら、育成時間も費用もかかりますし、社員が会社を離脱してしまえば、それらのコストは無意味な負債になるからです。
もし、一つの会社がAIだけでは足りない労働力を、遥かに安いコストで、好きな時に好きなだけ供給できるとしたらどうでしょう。私なら躊躇いもなく活用します。企業は自社で実現したいと考えているコアとなる物事だけを考えて、他に考えるべきことは全て私たちに安く依頼することができるのです。いわば役割分担です。適切な人的リソースを獲得するというのは、案外難しいことです。
私は、このAI時代のステージに進むために必要なのは、どれだけAIエンジニアを獲得し、どれだけ抑えられる経費を抑えられるか。これによりAIに対して費用をより多く掛けれたものこそが、このAI時代の覇者になるのだと考えています。
かの有名なOpenAI社のCEOであるサム・H・アルトマンさんが巨額の資金をAIの開発と、それを運用するための物理的な電力やGPU、施設費などに使っているように、私もこのAIの波に乗りたい。
私はこの事業を通して、サム・H・アルトマン氏の手が届かない人間の労働力の面でAIの発展に尽力できればと考えています。AIのこの時代を更に進めることを望むものとして、この事業は絶対に成功に導かなければならないと考えています。
もし、私の事業の展望と意義について共感し、この事業が成功すると私と同じように感じていただけた方々は、ぜひ、私の事業への出資をご検討ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。